たくさんの牛と会える「北野天満宮」
こんにちは!るるなです。今回は、京都にある「北野天満宮」についてご紹介します。この神社では、たくさんの牛さんと出会うことができるんですよ。
北野天満宮とは?
「北野天満宮」は、京都市上京区にある素敵な神社です!菅原道真公をお祀りしている天満宮の総本社で、一度は訪れたいパワースポットなんですよ。そんな北野天満宮は、「北野の天神さん」「北野さん」って親しみをこめた愛称があって、それだけでみんなから愛されている神社だって分かりますよね。
境内には、国宝御社殿をはじめ、たくさんの文化財があるんです。それに、春には梅苑で梅、秋には紅葉と、そんな季節の移ろいを感じられる場所でもあります。ぜひ観光に訪れてみてくださいね!
北野天満宮にはなぜ「牛」がいるの?
北野天満宮では、牛が神使とされているんです。だから、北野天満宮には、たくさんの牛がいるんですよ!
牛が神使とされる理由は諸説あるみたいですが、道真公が丑年生まれだったからだとか、道真公が農耕の神とみなされることから、農耕のシンボルである牛が選ばれたっていう説が有力そうですね。
道真公とは、菅原道真(すがわらのみちざね)さんのことです。みなさんご存知ですか?平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家という、何でもできる人だったんです。官位も凄かったんですよ!道真公は宇多天皇のお側で「寛平」の治を支える立役者の一人でした。謀反を計画したとして左遷され、現地で亡くなってしまったんですが……死後に怨霊と化したとされて、そこから天満天神として信仰の対象となったんです。今では学問の神様、受験の神様としてたくさんの人に愛されているんですよ。
北野天満宮には「牛」の像がいっぱい!
さて、北野天満宮にはたくさんの撫で牛がいることで有名です。撫で牛というのは、牛の置物を撫でて自分の病気を治そうとする風習ですね。自分の体で具合の悪い部分を撫でた後に、その牛の置き物の同じ箇所を撫でることで、悪いところが牛に移るという考え方です。身代わり地蔵のようなものですね。ケガレや邪気を人形に移して祓うんです。
北野天満宮の牛の像は大きさ・材質・表情にバリエーションがあって面白いんですが、共通するのは「臥牛(がぎゅう)」という点。つまり、だいたいどの牛も横たわっているんです。
参拝に行って数えようとしたことはあるんですが、普段は入れないような場所にもいるらしいんです。なので、正確な数は分からないんですが、少なくとも10頭以上はいます!
みんなも、京都に行ったら北野天満宮に立ち寄って、牛の像を探してみてくださいね。