知っているようで知らない「パンダ」

ジャイアントパンダ

こんにちは!るるなです。今回は、みんな大好きパンダをご紹介しますよ。みなさんも知っている動物だと思いますが、意外とみんなが知らない生態もあるんです。

パンダの特徴

パンダはジャイアントパンダとレッサーパンダの2種類がいるんですよ。どちらもかわいらしい姿で、たくさんの人々に愛されていますね。実は、最初にパンダと呼ばれていたのはレッサーパンダの方なのですが、今回はジャイアントパンダの方をご紹介していきます!

ジャイアントパンダといえば、白と黒のユニークな模様ではないでしょうか。目の周り・耳・肩・手足だけが黒くて、それ以外の部分は白色です。この一目でパンダだと分かる特徴が、パンダに愛らしさとユーモラスさをプラスしています。

パンダは中国の四川省を中心に生息しているのですが、高山地帯(甘肅省や陜西省の一部)でも暮らしているんですよ。ただ、パンダの数は現在では約1,600頭ほどしかいない絶滅危惧種なんです。だからワシントン条約で取引が厳しく制限されているんですね。

パンダの赤ちゃんは小さくてかわいい

パンダの赤ちゃんは、生まれたときにはわずか100g程度しかないんです。赤ちゃんパンダは未熟な状態で生まれてくるので、母親が大切に育てます。成体になったパンダの体重がだいたい100kgであることを考えると、体重差はなんと1,000分の1です!カンガルーのように、未熟な状態で生まれて親の袋の中で子どもを育てるような有袋類を除けば、親子でこんなに大きな体重差があるのはパンダだけなんですよ。

木登りはできるけど…?

ジャイアントパンダは木登りが大の得意です!特に幼いパンダは身を守るために軽々と木を登っていきます。でも、降りるのはちょっぴり苦手なんだとか。時々は木から落ちてしまうこともあるらしいんです。

降りるのが苦手な理由は、先ほども触れたようにパンダの体重が約100kg近くもあるから。つまり、体が重たすぎてバランスを取るのが難しいからということらしんですね。上野動物園で飼育されていたトントン(メス)が木から降りられなくなり、飼育員さんに抱えられて降ろされたというエピソードもあります。

ちなみに、木に登ることはパンダにとって休憩や危険回避のためであることが多いのですが、時には求愛になることもあるんですって。

パンダは割と身近な動物だと思っていましたが、調べてみると意外な事実もたくさんありますね。ぜひみなさんも動物園に訪れるときには、パンダに会いに行ってみてくださいね!

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